アウェーでガンバに0-5大敗、チャナティップ不在の穴は大きく

攻守かみ合わずまさかのスコアに


完敗だった。現在7位でACL出場圏内浮上に向けもう負けられない札幌であったが、前節終了時14位だったガンバ大阪に完敗。


これでコンサドーレは11勝7分10敗で勝ち点は40のまま。3位横浜F・マリノスとの勝ち点差を9から縮めることはできず、ACL出場はかなり厳しくなってきた。


2019年10月4日 J1リーグ第28節 パナソニックスタジアム吹田

○ ガンバ大阪 5-0 北海道コンサドーレ札幌 ●

得点(G大阪)倉田秋、宇佐美貴史、アデミウソン、藤春廣輝、渡邉千真



ガンバ大阪対北海道コンサドーレ札幌 ハイライト動画




この試合前にまさかの出来事があった。練習中にチャナティップが負傷し急遽スタメンから外れるという緊急事態。変わりに荒野が起用されたが穴を埋めることはできなかった。結局チャナティップ不在の攻撃陣は精彩を欠き、得点を奪うことはできず完封負けとなった。


ガンバは能力の高い選手が揃っているとはいえ、ここ数年は互角以上に渡り合ってきた相手であり勝機は十分にあると思っていた。それだけに大量失点での完敗は予想外であり、非常に残念な結果だった。


最近のコンサドーレでちょっと気になるのが特定の選手に対する依存度が大きすぎることだ。これは仕方のないことかもしれないが、就任2年目のペトロヴィッチ監督は割とスタメンを固定して戦うため、スタメンとベンチの力量差が大きくなってしまっているのかもしれない。


ホームで仙台に負けた試合は進藤が不在であったが、右サイドの攻撃が全く迫力が無く、仙台の堅守をなかなか崩せなかった。攻撃参加のセンスが抜群の進藤だからこそ務まる役割であり、他の選手にはマネできないということがはっきりと解った試合であった。


そして今回のガンバ戦もチャナティップ不在が如実に響き、いい攻撃の形がなかなか作れなかった。これから先もケガによる負傷者が出ることは当然あり得るケースであり、そういったときにどう戦うのかは今後のコンサドーレの大きな課題といえるだろう。


ただ完敗を喫したとはいえあまり悲観してほしくはない。元々札幌はラインを高く設定してリスクのある攻撃的サッカーをしてきた。だからこそ7位という順位にいられる訳であり、逆にリスクの少ないサッカーを選択していたならば今ごろはもっと下位に低迷していたに違いない。


次の試合は10月9日のルヴァンカップ準決勝第1戦で、相手は同じガンバ大阪である。リーグ戦の順位は忘れ、強豪のガンバに胸を借りるというチャレンジャー精神を持ってこの大事な一戦に臨んでもらいたい。