プロ野球の野手3部門の歴代シーズン記録

野球の面白さの一つが選手一人一人の活躍が記録として数字で表されることである。ここまで詳細に数字として残るスポーツは、他になかなかないのではないだろうか。


そこで日本のプロ野球のシーズン記録を振り返ってみたい。ただ投手部門に関しては現在では更新不可能なものもたくさんあってあまり参考にならないため、野手の3部門を見ていくことにする。


野手3部門のシーズン最高記録


シーズン打率記録

順位 選手 チーム 打率 達成年
1
バース
阪神
.389
1986
2
イチロー
オリックス
.387
2000
3
イチロー
オリックス
.385
1994


歴代の最高打率は1986年にバースが記録した.389。前年の1985年に54本塁打を放ち阪神を優勝に導いたバースがその翌年に記録したものである。この記録はその後30年以上破られていない。


この偉大な記録に挑戦したのがイチロー。日本球界初の200本安打を達成した1994年は夢の4割達成なるかと注目を集め社会現象となったが、残念ながら惜しくも4割には届かず。バースの記録も後一歩の所で更新することはできなかった。


いつかは日本球界初の4割打者が誕生してほしい。


シーズンホームラン記録

順位 選手 チーム 本塁打 達成年
1
バレンティン
ヤクルト
60
2013
2
王貞治
巨人
55
1964
2
タフィ・ローズ
近鉄
55
2001
2
カブレラ
西武
55
2002


長くトップだったのが1964年に55本塁打を記録した王貞治。その後タフィ・ローズ、カブレラといった名外国人選手が記録更新を目指したが、惜しくもタイ記録にとどまり、更新はならなかった。


その王貞治の記録をついに打ち破ったのが当時ヤクルトに所属していたバレンティンだった。2013年9月15日の阪神戦で56号を放ち、49年ぶりに新記録を達成した。その後記録を60本まで伸ばしている。


打点シーズン記録

順位 選手 チーム 打点 達成年
1
小鶴誠
松竹
161
1950
2
ロバート・ローズ
横浜
153
1999
3
今岡誠
阪神
147
2005


不勉強で申し訳ないのだが、最高記録となる161打点を記録した小鶴誠選手のことは全く知らなかった。


少し調べてみると、美しいバッティングフォームで「和製ディマジオ」と呼ばれており、首位打者、ホームラン王、打点王をそれぞれ1度ずつ獲得した伝説的な強打者であったとのこと。


小鶴選手は他にも1950年に得点数146、塁打数376を記録していてこれらの記録も未だ破られることのないシーズン最多記録だそう。一般的な知名度はそこまで高くないが、球史に残る伝説的な名選手の一人だったのは間違いないだろう。


さいごに


3つの野手部門の記録を見てきたが、どれも凄い記録ばかり。並みの選手では更新はおろか、近づくことさえ不可能な途方もない記録ばかりである。


これらの偉大な記録を更新する選手が現れるのかどうか、楽しみである。