B組は混戦模様になるか?

B組出場国
イングランド
地区:ヨーロッパ
出場:16回目
最高成績:優勝(1966年)
FIFAランキング:5位
監督:ガレス・サウスゲート
主な選手:ハリー・ケイン(トッテナム/イングランド)、ブカヨ・サカ(アーセナル/イングランド)、フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ/イングランド)

イラン
地区:アジア
出場:6回目
最高成績:グループ敗退
FIFAランキング:20位
監督:カルロス・ケイロス
主な選手:サルダル・アズムン(レヴァークーゼン/ドイツ)、メフディ・タレミ(ポルト/ポルトガル)

アメリカ
地区:北中米・カリブ海
出場:11回目
最高成績:3位(1930年)
FIFAランキング:16位
監督:グレッグ・バーホルター
主な選手:クリスチャン・プリシッチ(チェルシー/イングランド)、セルジーニョ・デスト(ミラン/イタリア)

ウェールズ
地区:ヨーロッパ
出場:2回目
最高成績:ベスト8(1958年)
FIFAランキング:19位
監督:ロブ・ページ
主な選手:ガレス・ベイル(ロサンゼルス/アメリカ)

個人的予想
イングランド ◎
イラン ○
アメリカ
ウェールズ

この組は予想するのが最も難しいグループかもしれない。6月の時点ではイングランドの勝負弱さを考慮してアメリカ、イランが抜けると予想してみたが、冷静に選手層を考えるとイングランドの敗退はないだろうと考えを改めた。

今季のプレミアリーグで活躍しているサカやフォーデンといった若手が多く起用されるようなら楽しみなチームとなる。チームの調子が良いとは言えないが、なんだかんだで1位通過の座を死守すると予想する。

2番手以下は混戦。3チームはFIFAランキングもほぼ横一線で、そこまで大きな差はない。チームとしての完成度、まとまりといった点で思い切ってイランを2位に予想する。

守備の堅さには定評があり、前線にはヨーロッパでプレーするタレントがいる。まだベスト16入りしたことのないチームだが、初となるグループ突破を達成する可能性は決して低くない。

アメリカは潜在能力は感じるものの、先月の親善試合で日本に負けたように現状の完成度はまだ低そう。ウェールズはベイルのワンマン気味のチームで、国際舞台の経験が乏しいことから、侮れない存在ではあるものの4番手の評価とした。