アーセナル対マンチェスター・シティはアーセナルが5-1で大勝。両クラブの明暗がくっきりと分かれる結果となった。
アーセナルは期待の若手たちが大活躍。18歳のルイス=スケリーと17歳のヌワネリが揃ってゴール。クラブの将来を担う2人の至宝の活躍は、優勝を争うチームに勢いをもたらしそうだ。
一方のシティにとっては、ライバル相手に決定的な差をつけられての完敗。これで首位リヴァプールとの勝ち点差は15となり、5連覇は絶望的な状況となった。
シティの不調の理由はさまざまだろうが、素人目にも守備陣の弱体化は顕著。また勝ち続けてきたことにより一部選手が傲慢になりすぎ、チームへの献身性が明らかに低下していると感じる。現状の低迷はある意味必然なのだろう。
いずれにせよシティ一強時代が終焉を迎えたことは間違いない。このアーセナル戦は、まさにそれを象徴するような試合となった。
下位のほうでは、20位のサウサンプトンが19位のイプスウィッチとの直接対決に2-1で勝利。ようやく今季2勝目を挙げ勝ち点を9に伸ばし、残留へのかすかな望みを繋いでいる。
一方で敗れたイプスウィッチにとっては、最下位相手に勝ち点を積み重ねるチャンスを逃すという、痛恨の結果となった。この敗戦は後々大きく響いてくるかもしれない。
<24-25シーズン第24節の結果>
○ ノッティンガム・フォレスト 7-0 ブライトン ●
● ニューカッスル 1-2 フラム ○
○ エヴァートン 4-0 レスター・シティ ●
● イプスウィッチ 1-2 サウサンプトン ○
● ボーンマス 0-2 リヴァプール ○
○ ウルヴァーハンプトン 2-0 アストン・ヴィラ ●
● マンチェスター・ユナイテッド 0-2 クリスタル・パレス ○
● ブレントフォード 0-2 トッテナム ○
○ アーセナル 5-1 マンチェスター・シティ ●
○ チェルシー 2-1 ウエストハム ●
<順位表>
1位 リヴァプール 勝ち点56 得失差+35 試合23
2位 アーセナル 勝ち点50 得失差+27 試合24
3位 ノッティンガムF 勝ち点47 得失差+13 試合24
4位 チェルシー 勝ち点43 得失差+16 試合24
5位 マンチェスターC 勝ち点41 得失差+13 試合24
6位 ニューカッスル 勝ち点41 得失差+13 試合24
7位 ボーンマス 勝ち点40 得失差+13 試合24
8位 アストン・ヴィラ 勝ち点37 得失差-3 試合24
9位 フラム 勝ち点36 得失差+4 試合24
10位 ブライトン 勝ち点34 得失差-3 試合24
11位 ブレントフォード 勝ち点31 得失差0 試合24
12位 クリスタル・パレス 勝ち点30 得失差-2 試合24
13位 マンチェスターU 勝ち点29 得失差-6 試合24
14位 トッテナム 勝ち点27 得失差+11 試合24
15位 ウエストハム 勝ち点27 得失差-17 試合24
16位 エヴァートン 勝ち点26 得失差-5 試合23
17位 ウルヴァーハンプトン 勝ち点19 得失差-18 試合24
18位 レスター・シティ 勝ち点17 得失差-28 試合24
19位 イプスウィッチ 勝ち点16 得失差-27 試合24
20位 サウサンプトン 勝ち点9 得失差-36 試合24
