神戸の初瀬がシェフィールド・ウェンズデイに完全移籍!

イングランド2部のチャンピオンシップにまたしても日本人選手が挑戦する。神戸の左サイドバックの初瀬亮がシェフィールド・ウェンズデイに移籍することになった。

現在27歳ということで、やや遅咲きの選手という印象。かつては年代別の代表に選ばれたこともあったが、オリンピックのような大きな舞台の経験はなし。神戸に移籍してから才能が開花し、2連覇を果たしたチームの中心の一人として活躍した。

移籍先のシェフィールド・ウェンズデイは3部から昇格して2シーズン目というクラブで、プレミアから降格したばかりのシェフィールド・ユナイテッドとは別のチーム。

昨季は20位で残留を果たし、今季は現時点で10位と健闘。プレーオフ圏内となる6位との勝ち点差がわずか2という好位置につけている。

菅原や橋岡の例を見ても分かる通り、日本人のサイドバックはイングランドでは苦戦する傾向にある。初瀬のプレーがどこまで通用するかは現時点では未知数というよりないが、活躍を見守りたい。

今季開幕時点でチャンピオンシップには日本人選手が8人いたが、そのうちカーディフの角田はベルギー1部のコルトレイクにレンタルされたため7人となっていたが、初瀬の加入により再び8人ということになった。

さて、気になるチャンピオンシップの優勝争いだが依然としてリーズが首位をキープしている。

現在2位のバーンリーとの勝ち点差は5。このままリーズが優勝を勝ち取り田中碧のプレミア初挑戦が実現するのか。リーズの残り試合はあと15試合となっている。


<イングランド2部の日本人選手所属チームの順位まとめ>
1位 リーズ(田中碧所属)
5位 ブラックバーン(大橋祐紀所属)
9位 ブリストル・シティ(平河悠所属)
10位 シェフィールド・ウェンズデイ(初瀬亮所属)
11位 コべントリー(坂元達裕所属)
13位 QPR(斉藤光毅所属)
18位 ストークシティ(瀬古樹所属)
23位 ルートン・タウン(橋岡大樹所属)
(順位は第31節途中の時点)