イングランド2部、レジェンド監督が快進撃!

イングランド2部のチャンピオンシップで、ここに来て調子を一気に上げてきたのがコべントリーだ。

ここ9試合で8勝を挙げ、敗れたのは首位のリーズ戦のみという絶好調ぶり。順位も5位まで上げてきて、昇格プレーオフ圏内に一気に浮上してきた。

チームを率いるのはフランク・ランパード。現役時代はチェルシーで長く活躍し、またイングランド代表でも中心選手の一人であったことは誰もが知っていることだろう。紛れもないレジェンドだ。

ランパードはこれまでチェルシーやエヴァートンなどいくつかのクラブで指揮を執ってきたが、なかなか思うような成績を収めることはできなかった。だが今季途中から監督に就任したコべントリーで、いよいよ本領を発揮しつつある。

そしてコべントリーに所属する坂元達裕も大ケガから復帰し、ピッチに戻ってきている。直近のオックスフォード戦では坂元が決勝ゴールを含む1ゴール1アシストと大活躍。昇格を争うチームにとって貴重な戦力であることは間違いないだろう。

00-01シーズンまではプレミアにいたという古豪のコべントリー。近年は低迷していたが、久しぶりのプレミア復帰はなるだろうか。

他のクラブでは3位のバーンリーがちょっとした話題となっている。

ここまで35試合を消化した時点で失点はわずかに10という驚異的な少なさ。いくら堅守のチームであっても、ここまで少ないというケースはちょっと見たことが無い。もしかしたらチャンピオンシップの最少失点記録を更新することになるかもしれない。


<イングランド2部の日本人選手所属チームの順位まとめ>
1位 リーズ(田中碧所属)
5位 コべントリー(坂元達裕所属)
7位 ブリストル・シティ(平河悠所属)
8位 ブラックバーン(大橋祐紀所属)
13位 シェフィールド・ウェンズデイ(初瀬亮所属)
14位 QPR(斉藤光毅所属)
20位 ストークシティ(瀬古樹所属)
22位 ルートン・タウン(橋岡大樹所属)
(順位は第35節時点)