ここまでの6試合でわずか6得点と得点力不足に苦しんでいたチームが、まさにケチャップの蓋が開いたような大量得点。これまでの鬱憤を晴らす快勝で勝ち点を10とし、2位争いを一歩リードする形となった。
一方のインドネシアは守備が破綻。最終的に得失点差で順位が決まる可能性も考えられる展開の中、この大敗は痛い。
ここまでチームを指揮してきたシン・テヨンを解任しオランダのレジェンドであるパトリック・クライファートを連れてきたが、この判断が大失敗に終わるという可能性も浮上してきた。
サウジアラビアは中国に1-0で勝利。頼れる背番号10のサレム・アル=ドサリがようやくゴールを決めた。貴重な2勝目でインドネシアを抜いて3位に浮上している。
2位争いは順当にオーストラリアとサウジの争いということになるのだろうか。この2チームはまだ日本との対戦を残していて、かつ最終節では直接対決が組まれている。どちらが2位を確保しストレートで出場権を勝ち取るのだろうか。
A組ではイランが勝ち点を19に伸ばし、出場権獲得に王手。そして2位のウズベキスタンも大きな5勝目を挙げ、初のW杯出場へ前進。3位との勝ち点差は6に開き、次節にも悲願の初出場が決まる可能性もある。
B組では首位の韓国がオマーンと1-1のドローでまさかの足踏み。3位のヨルダンが3勝目を挙げ、イラクを抜いて再び2位に浮上。この組の行方は最終節までもつれ込むかもしれない。
A組
○ イラン 2-0 UAE ●
○ ウズベキスタン 1-0 キルギス ●
○ カタール 5-1 DPRコリア ●
順位 | 国名 | 勝ち点 | 得失差 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1 |
イラン |
19 |
+9 |
7 |
2 |
ウズベキスタン |
16 |
+4 |
7 |
3 |
UAE |
10 |
+6 |
7 |
4 |
カタール |
10 |
-3 |
7 |
5 |
キルギス |
3 |
-8 |
7 |
6 |
DPRコリア |
2 |
-8 |
7 |
B組
△ 韓国 1-1 オマーン △
△ イラク 2-2 クウェート △
○ ヨルダン 3-1 パレスチナ ●
順位 | 国名 | 勝ち点 | 得失差 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1 |
韓国 |
15 |
+7 |
7 |
2 |
ヨルダン |
12 |
+6 |
7 |
3 |
イラク |
12 |
+2 |
7 |
4 |
オマーン |
7 |
-3 |
7 |
5 |
クウェート |
5 |
-6 |
7 |
6 |
パレスチナ |
3 |
-6 |
7 |
C組
○ オーストラリア 5-1 インドネシア ●
○ 日本 2-0 バーレーン ●
○ サウジアラビア 1-0 中国 ●
順位 | 国名 | 勝ち点 | 得失差 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1 |
日本 |
19 |
+22 |
7 |
2 |
オーストラリア |
10 |
+5 |
7 |
3 |
サウジアラビア |
9 |
-2 |
7 |
4 |
インドネシア |
6 |
-7 |
7 |
5 |
バーレーン |
6 |
-7 |
7 |
6 |
中国 |
6 |
-11 |
7 |