今予選はずっと苦しみ続けてきたブラジルだが、コロンビア相手に劇的な勝利を収めた。
先制しながら一度は同点に追いつかれるという嫌な流れながらも、後半のATにレアル・マドリード所属のヴィニシウスが豪快なゴラッソ。これが決勝点となり難敵相手に勝利。勝ち点を21に伸ばし、3位に浮上した。
首位のアルゼンチンはライバルのウルグアイとアウェーで戦い、1-0で勝利。今月の試合にはメッシが招集されなかったが、不安を全く感じさせない隙の無さだ。
残り5試合で7位との勝ち点差は15となり、出場はほぼ決定的。次節に引き分け以上で出場権獲得が決まる。
そしてパラグアイがチリに1-0で勝利し、5位にまで浮上してきた。
昨年のパリ五輪にも出場したように、若い世代のタレントが伸びてきているチーム。派手さはないものの、ここまで13試合でわずか7失点という鉄壁の守備が光る。2010年大会以来、16年ぶりとなるW杯出場へ向けて大きく前進した。
<南米予選第13節の結果>
○ パラグアイ 1-0 チリ ●
○ ブラジル 2-1 コロンビア ●
○ ペルー 3-1 ボリビア ●
○ エクアドル 2-1 ベネズエラ ●
● ウルグアイ 0-1 アルゼンチン ○
<順位表>
1位 アルゼンチン 勝ち点28 得失差+15 試合13
2位 エクアドル 勝ち点22 得失差+8 試合13
3位 ブラジル 勝ち点21 得失差+7 試合13
4位 ウルグアイ 勝ち点20 得失差+7 試合13
5位 パラグアイ 勝ち点20 得失差+2 試合13
6位 コロンビア 勝ち点19 得失差+4 試合13
7位 ボリビア 勝ち点13 得失差-16 試合13
8位 ベネズエラ 勝ち点12 得失差-5 試合13
9位 ペルー 勝ち点10 得失差-10 試合13
10位 チリ 勝ち点9 得失差-12 試合13
