前回大会の王者アルゼンチンがブラジルに4-1と圧勝。勝ち点を31に伸ばし、本大会出場が決定した。
メッシ不在の中、鮮やかなゴールラッシュ。フリアン・アルバレス、エンソ・フェルナンデス、マクアリスターという従来からの主力たちがゴールを決め、さらにはアトレティコの指揮官であるシメオネの息子である22歳のジュリアーノ・シメオネもゴールを決めた。
次世代を担う選手たちの華々しい活躍により、ライバルのブラジルを圧倒したアルゼンチン。本大会出場も単なる通過点に過ぎず、当然ながら前回大会に続いての2連覇を狙っていることだろう。
一方、完敗で4位に転落したブラジルは安定感の無さが深刻。前節には劇的な勝利でコロンビアを下したのに、その勢いはどこへ行ってしまったのだろうか。
世界レベルのタレントは数多くいるが、それに見合うだけの結果を残せない。サッカー王国復活の日は、まだまだ遠いのかもしれない。
下位のほうではベネズエラがペルーに勝利し、貴重な3勝目を挙げた。7位に浮上し、本大会初出場へ望みを繋いでいる。
<南米予選第14節の結果>
△ ボリビア 0-0 ウルグアイ △
△ チリ 0-0 エクアドル △
○ ベネズエラ 1-0 ペルー ●
△ コロンビア 2-2 パラグアイ △
○ アルゼンチン 4-1 ブラジル ●
<順位表>
1位 アルゼンチン 勝ち点31 得失差+18 試合14
2位 エクアドル 勝ち点23 得失差+8 試合14
3位 ウルグアイ 勝ち点21 得失差+7 試合14
4位 ブラジル 勝ち点21 得失差+4 試合14
5位 パラグアイ 勝ち点21 得失差+2 試合14
6位 コロンビア 勝ち点20 得失差+4 試合14
7位 ベネズエラ 勝ち点15 得失差-4 試合14
8位 ボリビア 勝ち点14 得失差-16 試合14
9位 ペルー 勝ち点10 得失差-11 試合14
10位 チリ 勝ち点10 得失差-12 試合14
<出場決定国>
開催国 カナダ、アメリカ、メキシコ
アジア 日本、イラン
南米 アルゼンチン
オセアニア ニュージーランド
